効率化 とは

文章を書く手が止まりそうなので、途中まで書いていたものを一旦下書き保存して、新規に更新する。

 

生産性を上げるということについて最近考える。主に仕事について。

最近会社でも業務効率化を推進しているし、特定の部署ではアクションが起こっているよう。だけど大半の仕事が属人化しているうちの部署では、まるで他人事だ。マネージャーの転送メールで「総務人事から労務管理、業務効率化の徹底をするようにとの通達がありました。それぞれ頑張りましょう」的な事務連絡が来て終わり。何これ?って感じ。お前が他人事かよ。

 

入社1年目が終わろうとしていたころ、例の上司からある業務を引き継ぎ自立して遂行できるようにするため、教わった内容を復習していた。上司は寝る間も惜しんで仕事をしていたようだけど、私は大量の仕事をこなせるだけの即戦力でもなかったから、教わった業務を繰り返し振り返って身に付けるという時間の余裕が多少なりともあった。比較的単純な作業が多かったのもよかったのかもしれない(エクセルファイルの加工とか、そんな感じ。定型じゃないものもあったけど)。

ただ引き継ぎにはまとまった資料のようなものがなかった。手順書はメモ書きのようなものだけで、すべての業務であったわけじゃない。そこで自分の頭の整理がてら、また将来の後任者のために(そんなに担当をほいほい補充してくれるとは思えなかったけど)マニュアルを作ろうと思い、作成することにした。手作業にない、考えて判断するようなことも出来るだけ文章に起こしてみたりして。

 

ところが後に、それを知った上司は猛反発した。「そんなの作ったって意味がない、これはマニュアル的な仕事じゃないんだ」と。当時上司からOJT的に仕事を習っていて、ただその進め方に納得がいかなく反発しかけていた時期だったから、こんな反応で心底イラついてしまったことを覚えている(後にある日ブチ切れてしまったのだけど…これはそのうち気が向いたら書こうかな。。)。いやいやすべてがマニュアルに入れ込めないとしても、最低限資料は必要だし、出来るところはあるよね?って。

 

感じたことは、効率化って色々やり方はあると思うけど、結構感情的な部分でできていない部分はあるのかなあと。自分の仕事はこれだけ価値があると信じるあまり、効率化してくださいと言われてすぐに出来るような代物じゃないんだ!と考えたり、やれというなら仕事を増やすなよ!が先行してしまったり。当時の私は1人前の担当になるために必死だったのもあって覚えなくてはいけないことを出来るだけ平たく理解することに必死だった。平たくというのは自分が咀嚼できるビット数にするというか、自分が処理できる次元にするというか、「あーつまりはこういうことっすね」みたいな感じ。たぶんこれがイケてない態度=仕事ナメてると思われたのかもしれない。

でも「効率化してくださいよー」という無いに等しい指示とか、業務を理解していない上司からの「もっとこうすれば?」という言葉がシャクに触るというのは自分自身が忙しくなった今なら理解できる気がする。でもやっぱり自分の仕事をブラッシュアップすることは大切だし、1年目に感じたこと、特に時間的に余裕のあるときに考えたことはいつまでも忘れないでいたい。

 

最近も効率化については考えることがあるし、少しずつでも文章にしていけたら。

それでも効率化できない仕事も世の中にはやはりあるだろうか?その線引きってなんだろう?